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< 2022年版 >楽器屋キャンパーがおすすめするキャンプ・アウトドアで使える楽器

みなさんこんにちは。毎年フジロックに4日間通しで参加するギター担当、田中です(2021は涙の配信で参加)。年中アウトドアに繰り出しがちな私ですが、今回は今までの経験からキャンプ・アウトドアで使える楽器系アイテムを紹介します!

※この記事は、キャンプのことを「外でチルアウトすること」だと思っている田中の偏見にまみれた内容となっています。予めご了承ください。

まず私のメインキャンプギアですが、

  • MSR エリクサー2
  • モンベル ミニタープHX
  • ヘリノックス チェアワン
  • キャプテンスタッグ アルミロールテーブル
  • SOTO アミカスクッカーセット
  • ユニフレーム ユニセラTGミニ
  • ポケットカイトイエロー

です。多少重くても居住性と食べ物のクオリティにこだわるスタイルですね。場所により焚き火台が追加され、目的によって持ち出す楽器が変わります。(最近はディジュリドゥーを練習している)

さてそんな私が紹介する、キャンプする楽器屋おすすめの楽器系アイテムはこれだっ!

移動するDJブース
Pioneer DDJ-200

PioneerDDJ-200

チル度★★★★★

見て分かる通り、これを乗りこなせばソロでもパーティーでも絶対にチルできます(別途スピーカー必要)。移動中の車内でもスパークする機材ですが、誰でもすぐに扱えるかというとそういうわけではなく、ある程度扱いに慣れる必要がありますが、だからこそ楽しいのだ。

あなたのスマホのライブラリが火を吹きます(サブスク音源しか入ってない人は注意)。さあみんなでサイファーしよう。他にもポータブルDJコントローラーは色々ありますが、DDJ-200は間違いないですね。基本は変わらないので、コレに慣れればもっとでかいDJコントローラーも扱えるようになります。

コンパクトさ以上にこのデザインよ
Martin Backpacker

MartinBackpacker

チル度★★★

アコギはキャンプに持ち出すにはなかなか大きいんですが、それを解決したのがコレ。まず見た目ですね、やってます。これでがっつり本気の演奏ができるんだから、もう普通のアコギよりもスタイルが出ちゃって「あいつやってんな…」感がすごいギターですね(エスニックファッションで、どうぞ)。

一般的なアコギは指板やブリッジが無塗装なのでかなり水気に弱いんですが、こちら現行モデルはリッチライトという高級樹脂素材を使用しているため、水気や強度にも優れています。強い。気になる音量ですが、ばっちりでかい音出せますのでご安心を。

むしろ汚したくなるアコギ
SX TG-1

SX TG-1

チル度★★★

マーチンバックパッカーはちと高いでござる!という方に朗報。あるんです丁度いいのが。ケースに至ってはパックパッカーよりいいですね、車へ放り投げても大丈夫。なお、これを買ったら必ずやってほしいことがありまして、好きなようにペイントしたりシールを貼ってください。

個人的にはサイケなのがいいですね、スタイル出していきましょう。ペイントに失敗したら、また買ってください。パックパッカーよりやや強度は落ちますが、演奏感やサウンドはバックパッカーとほぼ同様です。ジョン・バトラーばりにボロボロにしたらかっこいいことこの上ないギターですね。

ドゥン!ドゥン!ドゥン!
Pearl PCJ-633BB

PearlPCJ-633BB

チル度★★★

カホンはアウトドアでは鉄板のパーカッションです。オサレなイスでありドラム代わりでもあるということで、カラーやデザインはこだわりたいところ(赤いファイバーグラスがトライバルな雰囲気でGOOD)。

さてこちらフルサイズのカホンですが、でかくないか?と思われた方、はい、でかいです。しかし!我々には絶対に譲れないものがある!そう、心地よい低音です。

4つ打ちビートだけでチルできる我々ですが、それがミニカホンのポコポコサウンドでキマるのか、否。このブームボックスカホンはバスレフ構造を持った「ロー最強系カホン」として悪名高く、イスにもなるし、ケース付き。キャンプ用途ならこれ一択ですね。

焚き火で妖しく光るウクレレ
KALA KA-SWT Clear

KALAKA-SWT Clear

チル度★★★★

以前房総半島を自転車で回っていたときのこと、登山用ザックに裸のウクレレをぶら下げて颯爽と駆け抜けていくライダーを見て、これが正しいウクレレ収納方法だったのか!と衝撃を受けました。

どうしたらヤツ以上にスタイルを出せるのか、そうだ、このギアなら嵐の中でもおかまいなしだ!(しかも透明だ!)

KALA KA-SWT Clear

実際これ全然まともに演奏できますので、雨がふらなくても夜露に濡れがちなキャンプでは非常に頼もしい仕様ですね(外に置きっぱでもOK)。

動画サイトなどでソロウクレレのアレンジなんかも最近増えてますし、ソロキャンプで一曲覚えようなんて使い方、最高にCOOLです。

トライバルの幕開け
Onetone OTKL-01

OnetoneOTKL-01

チル度★★★★★

カリンバという民族楽器をご存知でしょうか。親指でぽろぽろ弾くだけで辺りの空気をトライバルに一変させる魔道具でもあるカリンバですが、使いすぎると親指にタコができるという代償を支払うことになります(ギター用フィンガーピックを付けて祈りを捧げると回避できるとか)。

なんと言っても簡単で誰でもすぐ演奏できるのが魅力。単体でも高い効果を発揮しますが、ギターなど他の楽器とセッションしようものなら周辺のキャンパーに囲まれることになるでしょう。

今回のラインナップの中では唯一ダウナー要素強めな点もGOOD。

プロフィール画像
ギター担当:田中

いかがでしたでしょうか。今回田中がキャンプでバシッとキマるギアを紹介しました。キャンプ地でこれらの楽器を使っている人を思い浮かべてください、あいつ…やってんな…と思いませんか?(?)ぜひみなさんもやってみてください。
※音が出るので、どのくらい響くかの確認や周囲への配慮も忘れずに。

他にもキャンプに使える楽器系アイテムでおすすめがありましたらぜひ教えて下さい!ありがとうございました!